『Blog』“この家にしてよかった”と思える中古住宅の選び方― 立地・構造・将来性…後悔しないための“見る目”を養う
「中古住宅って、どこを見ればいいの?」
「安さに惹かれて買ったけど、住んでみたら後悔…なんてことにならない?」
「リノベ前提で探すとき、何を重視すればいいの?」
中古住宅+リノベーションという選択肢は、自由度が高くコストも抑えられる魅力的な住まい方。
でも、物件選びを間違えると、理想の暮らしが実現できなかったり、予算オーバーになったりするリスクもあります。
この記事では、「この家にしてよかった」と心から思えるような中古住宅を選ぶために、
立地・構造・将来性など、プロが見ている“本当に大切なポイント”をわかりやすくご紹介します。
① 立地は“今”だけでなく“未来”も見る
暮らしやすさ+資産性のバランスを意識
立地は、住み心地にも資産価値にも直結する最重要ポイント。
「駅からの距離」だけでなく、生活利便性や将来性も含めて総合的に判断しましょう。
■ チェックポイント
- 最寄り駅までの距離とアクセス(徒歩10分以内が理想)
- スーパー・病院・保育園・公園などの生活施設の充実度
- 再開発や都市計画の有無(将来の資産価値に影響)
- ハザードマップでの災害リスク(浸水・土砂災害など)
→ 「今の便利さ」だけでなく、「10年後も住みたいと思えるか?」を考えることが大切です。
② 構造と管理状態を見極める
見た目より“中身”が大事
築年数が古くても、構造や管理状態が良ければ、安心してリノベーションできます。
■ 木造戸建ての場合
- 基礎や柱にひび割れ・傾きがないか
- 雨漏りやシロアリ被害の痕跡がないか
- 増改築の履歴が明確か(図面や確認申請の有無)
■ マンションの場合
- 管理組合が機能しているか
- 修繕積立金の残高と計画内容
- 共用部の清掃・メンテナンス状況
- 耐震診断や大規模修繕の履歴
→ 「築年数」だけで判断せず、建物の“健康状態”を見極めることが重要です。
③ リノベの自由度があるかを確認する
すべての中古住宅が“リノベ向き”とは限らない
リノベーションを前提に物件を探す場合、設計の自由度がどれだけあるかを事前に確認しておきましょう。
■ チェックポイント
- ラーメン構造か壁式構造か(間取り変更の自由度)
- 配管や電気容量がリノベに対応できるか
- マンションの場合、管理規約で工事制限がないか
- 天井高や窓の位置など、設計の柔軟性
→ リノベ会社と一緒に内見することで、その場で可能性とリスクを判断できます。
④ 総予算で考える
「物件価格+リノベ費用+諸費用=総額」で判断
物件価格が安くても、リノベ費用が高くつけば、結果的に新築より高くなることも。
だからこそ、総予算でのバランス感覚が大切です。
■ 見落としがちな費用
- 解体・スケルトン化の費用
- 配管・電気・断熱などのインフラ更新費用
- 登記・仲介手数料・税金などの諸費用
- 仮住まいや引っ越し費用
→ 物件選びの段階から、リノベ費用を含めた資金計画を立てておくことが成功のカギです。
⑤ “自分たちらしい暮らし”が描けるか?
物件に“暮らしのイメージ”が湧くかどうか
最後に大切なのは、「この家でどんな暮らしができそうか?」という感覚。
数字や条件だけでなく、自分たちの価値観やライフスタイルに合うかどうかを見極めましょう。
■ 自問してみたいこと
- この場所で、どんな1日を過ごしたい?
- 家族との時間をどう過ごしたい?
- どんな空間にしたい?どんな素材に囲まれたい?
- 将来、どんなふうに暮らしが変わっていく?
→ 「ここに住みたい」と思える直感も、大切な判断材料です。
実例紹介|“見る目”を養って理想の住まいを手に入れた人たち
事例①:築古マンションを見極めて理想のリノベへ
- 築35年・駅徒歩8分のマンションを購入
- 管理状態が良く、修繕履歴も明確
- ラーメン構造で間取り変更がしやすく、理想のLDKを実現
→ 「築年数だけで敬遠せず、中身を見て判断してよかった」と満足の声。
事例②:郊外の戸建てで“暮らしの余白”を手に入れた家族
- 駅からは少し遠いが、自然豊かで子育て環境が良好
- 広い庭と土間スペースを活かして、家庭菜園とDIYを楽しむ
- 将来は平屋リノベや二世帯化も視野に入れて設計
→ 「立地よりも、家族の暮らしに合う環境を優先して正解だった」と実感。
まとめ:“見る目”を養えば、暮らしの満足度が変わる
中古住宅選びで大切なのは、価格や築年数だけにとらわれず、暮らしの本質を見極めること。
- 今と未来の暮らしやすさを考えた立地
- 構造や管理状態の健全性
- リノベの自由度と可能性
- 総予算のバランス
- 自分たちらしい暮らしのイメージ
「この家にしてよかった」と思えるかどうかは、“選ぶ力”にかかっています。